科目名 □工業デザイン
担当教員   青木 幹太     
対象学年   4年   クラス   [494]  
講義室   15102教室   開講学期   前期  
曜日・時限   火1   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

工業デザインとは人間の生活に必要な道具のデザインを指し、これには生活用品、家電製品、住宅設備機器、情報機器、医療・健康・福祉機器、移動機器、公共交通機器、環境設備機器など工業的に生産される製品を対象としている。これらの製品は、社会、経済、技術、生産、市場などと密接に関係するとともに、使用者である人間の欲求、価値観、生活意識やライフスタイルに影響を及ぼすものである。本授業では工業デザインの領域・内容、原則、工業デザインのプロセス、製品計画、技術について概説する。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 デザインとは
デザインの概念や定義、デザインの領域と内容について解説する。
2 工業デザインとは(1)
工業デザインの目的・役割、工業デザインの条件について解説する。
3 工業デザインとは(2)
工業デザインの対象領域やその発展過程について解説する。
4 工業デザインの原則
工業デザインの原則について、機能と形態、審美性と使用性について解説し、造形上のルールや造形の形成要素と構成要素をとり上げる。
5 工業デザインのプロセス
工業デザインの一般的なプロセスや、企業などの現場における製品開発のプロセスを紹介する。
6 工業デザインの技術(1)
情報収集と収集した情報の加工方法やデザインサーベイの方法を解説する。
7 工業デザインの技術(2)
デザインコンセプトの意味や目的、コンセプト設定の考え方や方法を解説する。
8 工業デザインの技術(3)
アイデアを考えるときに用いられる、ブレーンストーミングなどの方法を紹介する。
9 工業デザインの技術(4)
アイデアを考えるときに用いられる、特性列挙法、オズボーンのチェックリスト法などを紹介する。
10 工業デザインの技術(5)
デザイン評価の手法や、デザインにおけるプレゼンテーションの目的や方法について解説する。
11 工業デザインと製品計画(1)
人間の欲求やライフスタイルなど、製品計画に関連する事象について解説する。
12 工業デザインと製品計画(2)
製品計画の内容や製品政策、製品戦略のほか、シナリオライティングなど製品計画の手法について解説する。
13 工業デザインと製品計画(3)
製品と商品の違いや製品計画の目的、役割や企業における製品計画の実際について解説する。
14 工業デザインの全体像
講義全体の内容を概観し、講義のポイントを確認する。
 

学習・教育目標/Class Target 1.デザインや工業デザインの概念、役割、基本条件等を理解している。
2.工業デザインの基本プロセスを理解している。
3.工業デザインと製品計画の関係、製品計画の内容等を理解している。
4.工業デザインの技術の内容、方法を理解している。
 
評価基準/GradingCriteria 秀:上記の項目について総合的に90%以上を満たす。 優:上記の項目について総合的に80%以上を満たす。  良:上記の項目について総合的に70%以上を満たす。 可:上記の項目について総合的に60%以上を満たす。  
評価方法/GradingMethod 定期試験80%、小テスト20%を総合して評価する。  
受講上の注意/Class Rules 授業中の板書や口頭説明をノートに記録する。授業中に紹介する文献を読む。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 特になし。  
教科書/Text
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指定図書/Assigned Books
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参考文献/Bibliography
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